ファイルと関連情報を準備する
元の納品物は変更せずに保管し、レビュー用のコピーで作業してください。送信者、日付、リビジョン、ファイルサイズ、用途を記録します。パッケージにマニフェストやチェックサムが含まれている場合は、ダウンロード後に照合し、転送の不完全さがモデリング上の問題のように見えてしまうことを防いでください。
- ファイルが意図したリビジョンであり、それにアクセスする権限があることを確認します。
- 納品物がアーカイブの場合は、所属組織で承認されたツールを使用して展開します。ファイルの拡張子を変更しても、中身は変換されません。
- 送信者の座標に関するメモ、課題リスト、納品レポートをモデルと一緒に保管します。
- Web ビューアーを使用する前に、このプロジェクトの情報をアップロードしてよいことを確認します。モデルをワークステーション内にとどめる必要がある場合は、承認されたローカルアプリケーションを使用してください。
必要なワークフローに合ったアプリケーションを選ぶ
アプリケーションのドキュメントに記載されたインポーターの対応状況を、提供された IFC スキーマと照らし合わせてください。「IFC に対応」という一般的な表記だけでは、すべてのリリースや表現形式との互換性は保証されません。公式のスキーマディレクトリでバージョンを特定してから、インストールしているアプリケーションについて開発元のドキュメントを確認します。
| 作業内容 | 確認すべき機能 |
|---|---|
| モデルの内容をレビューする | オブジェクトの選択、モデルツリー、プロパティの確認、計測、断面表示。 |
| 分野間の調整を行う | 複数モデルの読み込み、制御された座標変換、課題の参照。 |
| 納品物をチェックする | 検証レポート、およびプロジェクトの情報要件への対応。 |
| モデルを編集する | 明示的な IFC 作成機能への対応と、テスト済みの保存/エクスポートのワークフロー。 |
ソフトウェアは、開発元または IT 部門が承認した配布経路から入手してください。オペレーティングシステムの要件と使用可能なメモリを確認します。ブラウザーでファイルをプレビューできるという理由だけでツールを選ばないでください。レビューには、正確な計測や検索可能なプロパティも必要になることがあります。
6 つのステップで開いて検査する
空のレビューセッションを開始する
アプリケーションのドキュメントに記載された IFC の「開く」または「インポート」コマンドを使用します。変更した単位、原点、ジオメトリのオプションはすべて記録してください。
インポート時のメッセージを読む
未対応の内容、参照の欠落、ジオメトリの失敗に関する警告を保存します。インポートが完了しても、内容が不完全なことはあります。
モデルを見つける
モデル全体表示を使用し、モデルツリーを確認します。ビューに何も表示されない場合は、非表示や単独表示の状態と断面平面を解除してください。
スケールと向きを確認する
既知の長さを計測し、鉛直要素を検査して、文書化された基準点と比較します。
代表的なオブジェクトを検査する
必要な各分野またはカテゴリーから少なくとも 1 つのアイテムをレビューします。プロパティ、開口部、および形状が複雑な例を含めてください。
結果を記録する
アプリケーションのバージョン、インポート設定、課題、レビューの状態を保存します。ファイルが開けたという事実と、受け入れの判断は切り離して扱ってください。
よくある問題を診断する
| 症状 | 最初に確認すること | 次の対応 |
|---|---|---|
| ファイルが拒否される | スキーマの対応状況と転送の完全性 | 納品されたファイルのサイズまたはチェックサムを照合します。エクスポートログと、互換性のあるサンプルを依頼してください。 |
| ツリーはあるがビューが空白 | 非表示のオブジェクト、クリッピング、カメラの範囲 | レビュー用のビューをリセットし、ツリーから既知のアイテムを選択します。 |
| モデルが大きすぎる、または小さすぎる | 宣言された単位とインポート時の上書き設定 | スケールを変更する前に、既知の寸法を計測します。 |
| 一部が欠けている | インポート時の警告と合意されたエクスポート範囲 | 影響を受けた識別子を送信者と照合します。 |
| プロパティがないように見える | 選択中のオブジェクト、タイププロパティ、インスペクターのフィルター | 存在するはずのプロパティを 1 つと、その正確な場所を尋ねます。 |
| 読み込みが遅い | モデルの複雑さと使用可能なメモリ | 合意したより小さなサンプルを試し、インポーターのログを取得します。 |